台風による貸倉庫の被害リスクについて知る

2020.05.02

地震に台風と我々が住む日本は自然災害が多い国です。
特に視野に入れなければいけないのは毎年夏から秋にかけて必ずやってくる台風です。

倉庫の建設の際、事業主の方は自然災害の被害は何としても避けたい、出来る限り被害を最小限に抑えたいとった気持ちは強くあるかと思います。
今回は、台風による倉庫の被害リスクについて紹介させて頂きます。

台風による倉庫の被害

日本では風物詩といっても過言では無いほど、毎年必ず台風が来ます。そして、その台風による建物への被害もどこかの地域で絶対に発生しています。
冒頭でも紹介した通り、日本は自然災害の多い国ですので自然災害のリスクというのは避けられません。
経営者は、このゼロにはならないリスクに必ず目を向ける必要があります。

台風による倉庫の被害は3段階で表すことが出来ます。

1.倉庫の破損

台風によって屋根がはがれる、強風によって飛んでくる物によって壁や扉が破損してしまう被害が起こりえます。

2.倉庫の倒壊

台風は規模によって、倒壊することもあります。
2018年には近畿を始め北陸地方を縦断した大規模な台風では倒壊した倉庫があり、社員が死亡するという痛ましい事故が起きています。

3.二次被害

台風では、台風による被害だけでなく、台風の影響で起こる二次災害という危険性もあります。
真新しい記憶で台風による二次災害の例では千葉ではゴルフ場のポールが倒れて民家の屋根を破壊し、その賠償問題が連日報道されていました。
ゴルフ場同様に、倉庫も例外ではありません。台風の強風により倉庫の屋根が剥がれて周囲に飛び回って、それが民家の屋根に直撃するという二次災害も実際に起きています。

これらのように台風による倉庫への被害は倉庫だけにとどまらず、二次災害として別の建築物への被害をも引き起こすリスクを伴っています。

台風による損害賠償について知る

倉庫の屋根が飛んで、近隣住民、住宅に損害をあたえてしまった場合の損害賠償についてですが、基本的には自然災害で生じた不可抗力な事故なので、法律上の賠償責任が発生しないケースが殆どです。
なので損害賠償に応じる必要はありません。これは台風の襲来に備えて、予防や結果の回避が通常は不可能であるという整理になります。

ただし、屋根や看板が飛ぶあろうということを知りながら放置していたというケースによっては責任が発生することもあります。
倉庫ではあまりないでしょうが店先に出しているような看板であったり傘立てなどは、台風の日に出しておく必要は無いわけなので、しっかりと建物内に入れて対策を講じておくことが大切になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、台風による倉庫の被害リスクについて紹介させて頂きました。

一昔前の倉庫というのは外壁が薄い作りになっている物が多く壊れやすいイメージを持たれている方が多いと思いますが、現在では技術の進歩や外壁に鋼板を利用したりと耐久性が格段に向上しています。

台風の被害というのは、倉庫が倒壊などしてしまうと従業員の命に関わってきますし、二次災害として周囲に被害を及ぼした場合、補償問題として長く取り扱わなければいけない問題にも発展します。なのでそれらを防ぐためにも倉庫建設の際は、事前のリスクマネジメントが重要になります。

こういった長期でのトータルコストを考えると初期投資を抑えることだけに注力を注ぐのではなく強固な倉庫建設に目を向けるのも重要といえるのではないでしょうか。

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